2023年の新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 V。
今のところ、外観面でもスペック面でもマイナーな進化・変化になるという予想が主流となっており、Xperia 1シリーズの風物詩?でもある「世界初」の機能や仕様に関する信頼性の高い情報はありません。
そんな中、有名どころのハイエンドモデルとしては「世界初」となる仕様に関する興味深い噂が出てきた模様です。
このTwitterユーザー、「ソニーのXperia 1 VがIP69Kの防水防塵レーティングに準拠するという噂を聞いた」とのこと。
同氏は9万人近いフォロワーを抱えるTwitterユーザーですが、リーカーという訳ではなさそう。
よって、Xperia 1 VがIP69Kに「ならない」、つまり従来通りのIP68となる確実性の高い別の情報を把握しているのかは不明です。
あくまで噂、そしてその噂の出所が不明なので、信頼性を推し量ることもできませんが、唯一、関連性がありそうなのは次のWeibo上の投稿:
このIP69Kについての投稿自体にXperiaとの関連性が触れられているわけではありませんが、この人物は時々未発表Xperiaに関するリーク情報を提供しているので、ひょっとしてこの情報もXperia 1 Vに関するもの、という可能性も。
「IP69K」とは?
ちなみに防水性能「IP69K」とは、ドイツ工業規格のDIN40050 PART9で規定されている高温・高圧水に対する保護規定で、「80°Cの湯を、指定の形状のノズルから80~100BARの水圧でかけても浸水しない」というもので、要は「高温と高圧にも耐える」IPX8のさらに上を行く防水規格のこと。
ただ、比較的マイナーな中国のスマホメーカーなどは少し前からこのIP69K対応機種を出しており、最近発表されたモデルでは「AGM-G2」などが知られています。
一方、「IP69K」準拠のスマホは基本的にすべて「タフネススマホ」でかなりごつい外観のミッドレンジ。
国内や中国以外での海外で展開されているフラッグシップ/ハイエンドモデルで同規格に対応した機種、というのは存在せず、もしXperia 1 Vが本当に「IP69K Rating」となれば有名どころのフラッグシップとしては世界初という事になります。
それにしてもあのスリムな外観で高温・高水圧に耐えられるボディーというのは少し非現実的。
まあ、実装の可能性はかなり低い仕様ではありますが、「もしかして」くらいに受け止めて楽しみにするとしましょう。
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