ドコモ、au、ソフトバンクが今月初めに一斉リリースをしたソニーの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IV。
いずれのキャリアでも19万円以上という価格設定で、これはいうまでもなくXperia 1シリーズ最高価格です。
このXperia 1 IVに関しては発売前に予約状況が振るわない、という情報をお伝えしたことがありますが、今回、発売開始後の売れ行きについてもかなり芳しくないことが判明しました。
これはドコモのオンラインショップにおける6月6日~12日までの1週間の売れ筋ランキングの一部。
発売週である前週は売上ランキングトップだったXperia 1 IVですが、6月6日~12日には一気に9位にランクダウンしています。
また、同モデルの売上台数はすでに昨年のXperia 5 IIIよりも売り上げ台数で少なくなってしまっています。
しかもXperia 1 IVの発売日は6月3日だったので、前週5月30日~6月5日のうち、カウントされるのは3日、4日、5日の3日間のみ。
過去のXperia 1シリーズがどうだったかは確かではありませんが、発売2週目のフルの7日間の売上台数が1週目の3日間を下回り、半年落ちの旧型モデルよりも販売台数が少ない、というのは前代未聞のような気もします。
確かにXperia 1 IVは発熱問題などの報告はみられますが、全体として特に不具合が多いという印象はありません。
となるとやはり、スペック進化に対する価格上昇幅がネック、ということなのでしょう。
また、今夏のドコモ版のXperiaはミッドレンジモデルも同クラスのチップセットを搭載した他メーカーモデルと比べて割高。
このままだとXperiaはハイエンドだけでなく、ミッドレンジやエントリーモデルでも国内シェアを落としてしまうのではないかと少し心配になってしまいます。
ソース:docomo
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