ソニー新型ウォークマン「NW-WM1ZM3」「NW-WM1AM3」がリーク、Android 16搭載で大型化か

ソニーの高級ウォークマン「NW-WM1ZM3」と「NW-WM1AM3」に関する情報が流出しました。ノルウェーのソニー公式プレスリリースが一時的に公開されたことで判明したもので、5.5インチのフルHDディスプレイやAndroid 16、独自のデジタルアンプ「S-Master HX」などを搭載するとされています。

今回の情報は、ウォークマン関連情報を扱う海外サイト「The Walkman Blog」が報じたものです。価格や発売日は公式資料で確定していませんが、日本での予想価格や11月発売の可能性も伝えられています。

5.5インチ画面とAndroid 16を搭載、従来モデルから大型化

今回明らかになった主な仕様は以下のとおりです。

項目NW-WM1ZM3NW-WM1AM3
ディスプレイ5.5インチ・フルHD5.5インチ・フルHD
OSAndroid 16Android 16
ストレージ128GB256GB
本体サイズ157.6×86×23.2mm157.6×86×23.2mm
重量670g425g
バッテリー駆動時間MP3再生最大35時間、ストリーミング最大31時間MP3再生最大35時間、ストリーミング最大31時間
microSD対応対応

両モデルとも、従来のNW-WM1ZM2およびNW-WM1AM2から本体が大型化しています。先代モデルのサイズはそれぞれ142.5×80.5×21.0mm、142.5×80.5×20.8mmで、重量もNW-WM1ZM2が490g、NW-WM1AM2が299gでした。

特にNW-WM1ZM3は670gと、先代から180g重くなる計算です。NW-WM1AM3も425gとなり、先代より126g重くなります。ディスプレイの大型化に加え、内部のオーディオ部品や筐体構造の変更が、サイズや重量に影響している可能性があります。

そのほか、BluetoothのaptX AdaptiveやLC3に対応するとされ、音楽再生アプリ「W.ミュージック」などではDSDリマスタリングエンジンを利用できます。DSEE Ultimateも引き続き搭載される見込みです。

最上位モデルは金メッキ銅製シャーシを採用

NW-WM1ZM3では、純度99.99%の無酸素銅(OFC)を使ったメインシャーシに金メッキを施し、背面にもOFC製のシャーシを採用するとされています。専用設計の金メッキねじや、上位オーディオ機器「DMP-Z1」から受け継いだ太いKIMBER KABLE製配線なども特徴です。

これらの部品は、ノイズを抑えながら信号の純度を保ち、低音の力強さや音場の広がり、高音域の滑らかさを追求するために採用されているとのことです。

一方、NW-WM1AM3はアルミ合金製のメインシャーシと、金メッキを施したOFC製の背面シャーシを組み合わせています。筐体の素材は異なりますが、いずれも剛性や音質を重視した設計となっています。

電源回路も改良され、従来の大型高分子コンデンサー1基に代わり、固定式の大型高分子コンデンサー2基を搭載するとされています。手作業ではんだ付けされたOFC配線などと組み合わせることで、電源供給の安定性とノイズ低減を図ります。

さらに、バランス出力用のLCフィルターには高純度の銅コイルを採用。デジタル回路部分を覆うOFCブロックも大型化され、従来モデルと比べて質量が約34%増加したと説明されています。

S-Master HXを継続、DSDリマスタリングも強化

音質面では、ウォークマン向けに開発されたデジタルアンプ「S-Master HX」を引き続き採用します。ネイティブDSD再生やバランス出力に対応し、高出力と高音質の両立を目指します。

新たに紹介されているのが、量子化ノイズを事前に予測して処理する「Look Ahead Noise Shaper」です。急激な音の変化への応答性を高め、より明瞭で素早い音の再現を狙う機能とされています。設定はLight、Balanced、Deepの3種類が用意される見込みです。

また、DSDリマスタリングエンジンは、PCM音源を11.2MHzのDSD信号へ変換する仕組みです。従来は利用条件に制限があったとみられますが、新モデルではWi-Fi経由でストリーミング再生する音源や、ダウンロードした音源でも利用できると説明されています。

バッテリー駆動時間は、MP3・128kbps再生で最大35時間、ストリーミング再生で最大31時間です。5.5インチの大型ディスプレイでは、操作性の改善に加え、アルバムアートをより大きく鮮明に表示できるとされています。

日本価格は約34万5000円から、発売は11月の可能性

価格と発売日については、公開されたプレスリリースに具体的な記載がありません。The Walkman Blogによると、関係者から得た情報として、発売時期は11月、場合によっては月末になる可能性があるとのことです。

日本での予想価格は、NW-WM1AM3が約34万5000円、上位モデルのNW-WM1ZM3が約65万円と伝えられています。いずれも非常に高価ですが、同サイトは情報提供者から価格について確認を得たとしています。ただし、現時点では正式価格として確定したものではありません。

外観は先代モデルのデザインを引き継ぎながら、全体的に大型化したように見えます。また、両モデルのパッケージにはプラスチックを使用しない方針も示されています。

高級オーディオ部品や音質処理機能を強化する一方、本体サイズと重量も大きく増えるとみられる新型ウォークマン。正式発表では、価格や発売日だけでなく、実際の音質や携帯性がどのように進化しているのかも注目されます。

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