
2021年の新型Xperia、と言えばフラッグシップのXperia 1 IIIが注目の的。
例年通りのスケジュールならばあと1か月ちょっとで正式発表となるはずのこの次期Xperiaですが、まだ信頼性の高い情報はごく一部といった感じで、外観についてもスペックについてもイマイチ全体像が見えてきません。
そんな中、この2021年の最新Xperia情報がTwitter上に投稿されていました。

新型XperiaのラインナップはSnapdragon 888搭載モデルが2つ、Snapdragon 690搭載モデルが1つリリースされる、とのこと。
ご存知の方も多いとは思いますが、この投稿者の情報は間違っていることも非常に多いので注意が必要です。
ただ、SD888やSD690を搭載した未発表Xperiaの存在を最初に報じたのもの同氏なので、むげにはできない存在。
また、仮に今回の情報が正確なものだとしてもこの「新型Xperia」が秋冬にリリースされるであろうXperia 5 IIIといった2021年後半モデルを含むのか、今年前半だけのラインナップを指しているのかは不明。
一方、先日にはソニーのサーバー上で3つ目のOEM IDも発見されており、新型Xperiaが3モデルが存在することは確か。
そしてこのIDが掲載される過去のパターンからすると基本的にはこれらは2021年前半モデルとなるはず。
よって、例年のラインナップをそのまま引き継ぐのであればこれら3モデルはXperia 1 III、Xperia Pro 2、そしてXperia 10 IIIということになります。
ただ、ご存知のようにXperia Proは発表から11か月近く経った現在でも未発売となっています。
仮に同モデルが今日や明日にリリースされたとしても昨年のパターンで行けば1か月余りで次期モデルが発表という事になり、これはあまりにも不自然なような気もします。
そう考えるとSD888搭載のもう1モデルの新型XperiaについてはXperia Pro 2ではないXperia、という可能性も十分ありそうです。
(私はいまだにコンパクトXperiaに期待していますが、まずないでしょう)
なお、ソニーの次期フラッグシップについては昨日クアルコムが正式発表したローコスト・ハイエンド向けチップSnapdragon 870(事実上のSD865++)が搭載される、という噂がありますが、今回の情報ではこの可能性については暗に否定している、ということになると思われます。
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